2018年12月2日日曜日

ガチャリックスピン(その1)

2018年9月30日。
みなさん、覚えていらっしゃるでしょうか。

大型の台風が首都圏を直撃するということで、首都圏の鉄道は20時が最終だった日です。

その日、「大冠祭2018」というロックフェスが川崎で行なわれました。
他のライブは次々と中止になるなか、大冠祭は決行。
時間は短縮になりましたが、非常に面白いライブでした。



大冠祭は人間椅子というバンドを目当てに行ったのですが、フェスというのは面白いもので、今まで知らなかったバンドを観て新たな何かが自分の中で開花するときがあります。

大冠祭に「ガチャリックスピン」というガールズバンドが出演してたのですが、ぼくは元々ガールズバンドはほとんど聞かないというちょっと偏屈者であるのに、帰ってからitunesでガチャリックスピンのプレイリストを作って、ずーっと聴くほどハマってしまいました。







2018年12月1日。
この日、ぼくはいつものように土曜日なのにケツカッチンの仕事をしていました。

(今日中に終わるだろうか…。)

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「私は土日できないので月曜日までになんとかしてください」

金曜日に告げられた残酷な一言。

クライアントとは恐ろしい生物である。
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金曜日の夜は土曜の仕事のことを考えてブルーになっていました。

(今日、世間はプレミアムフライデーなんだよな…)


金曜日の夜はイメージトレーニングをして寝ることにし、毎週のように行っていたプールも無しにして、朝から出勤。


そして朝からコツコツ、クソコードを読み解きながらキレイにする作業。

しかし、前日の晩の下準備とイメージトレーニングのおかげで、

「ふはは!!読める!!読めるぞ!!」

という感じで、なんと、15時位に完了!!


ちょうどBGMをガチャリックスピンにしていて、仕事も区切りがつき、ふとガチャリックスピンがツアーで12月上旬に仙台に来るというぼんやりした記憶がよみがえりました。

(ライブが来週で仕事が空いてたら行ってみようかなぁ)


そこで、チケット情報を調べたら…記載されていない。
あれ…?

公式サイトを見てみました。


今日じゃん…。


場所は歩いて20分程度のライブハウス。
当日券もあるっぽい。

この時点で15:30

開場は16:30

(どうする…?)

そのことを事務所にいた女子社員Kに話したところ。

K「行ったらいいんじゃないですか?次も来るかわかりませんよ」

おれ「うーん…そうだね…」

(確かに正論!!だが、「次も来るかわからないから、ライブは行けるときに行ったほうがいい」って話はおれが[ライブに行くのを正当化するために]いつも言ってることじゃないか…。何で逆に諭されてる感じになっているのか。。)

(まぁいい。しかし、なぜ、おれは行くのをためらっているのだ)


(金か?)

(いや、1回飲む程度の金だ。全く惜しくない。むしろ安いくらいだ)


(仕事か?)

(いや、懸念点はないはずだ。むしろ、ライブに行かないとしても、もう今日は仕事をつもりはないし)


(何だ、なにがおれをためらわせているのだ)


(もしかして、体裁なのか。ガールズバンドのライブに40半ばのおっさんが一人で行くことか。)


(そうだ。それだ。)


(若い観客の中で、40半ばのおっさんが一人でポツンとライブに行って、若い子に「きもーい」とか思われるのを恐れているのだ。)

(くそっ!!こんなときに変なプライドが邪魔をしやがる。)


そこで、事務所にいたもうひとりの男性Nb氏に意見を求めたところ。

あっさりと。
Nb「行ったらいいんじゃないですかね?」

とのこと。


(よし!!これで、少なくとも2対1で、おれは二人に押されてライブに行くという構図になった)


おれ「んー、じゃあ、行ってみようかな」

ということで出発。


あとは、他のライブ客問題をどうするか。

(関係者的な顔をしてれば「きもーい」って思われないかな。)

(てか、関係者的な顔ってなんだよ。。)

自問自答しながらライブハウスへいそいそと移動。


ライブハウス到着。

そこに広がっていた光景は、若者たちの行列ではなく、少なくとも30代以上のオッ男性がほとんどの列。
ぱっと見た感じ、40代後半から50代男性も結構いる模様。



(どういうことなんだ…)

(もしかして、今日じゃないのか…?)

という疑問が頭をよぎりましたが、ライブハウス前の看板で確認。

(間違いない…。しかし、川崎のフェスのときと客層が違い過ぎないか…)

(ぱっと見、この行列は初売りかパチンコ屋の新装開店にしか見えないぞ…)


若者に囲まれるアウェイという恐怖は無くなりましたが、それとは違った別の恐怖のような感覚が。

(もしかして、おれが思ってる「バンドのライブ」というより「アイドルのライブ」的なノリなのか…?)


普段行くライブがメタルばかりなので、モッシュ、ヘドバン、メロイックサインというのが通じなさそうなこの展開に、非常に戸惑いを感じ始めていました。


【長くなったので続く】



2017年12月3日日曜日

今年のラウドパーク(二日目)

どうやらこのブログも一年に数度しか更新しない…というか、アドベントカレンダーのために存在しているような感じになってまいりました。
そもそもこのブログが「栽培日記」という名前で、何を栽培しているのかという話にもなるので、その辺を突っ込むと話が長くなるので本題に入ります。

毎年1回くらいメタルフェスに行くんですが、去年はknot fest.今年はLoud Park17にいつものメンバーで行きました。
http://www.loudpark.com/17/

ここ数年は2日開催されるんですが、1日しか参加しないので、初日か2日目にするか毎年悩みます。
初日のL.A. GUNSとオープニングアクトのALDIOUSという日本のガールズメタルバンドも観たいなぁと思ったんですが、連れのロン毛のおじさんが悩みに悩んで、DEVIN TOWNSEND BANDとマイケル・シェンカーをぜひ観たいとのこと、個人的にはAPOCALYPTICAもすごく観たかったので2日目に決定。

あのメタル大国フィンランドのバンドです。チェロでメタルをやるという、さすがフィンランド。


曲はメタリカのカヴァーなんですが、実はあまりメタリカの曲は知らなかったので、「あぁなんか聞いたことあるなー」という感じだったんですが、曲によっては周りの人たちがサビとかになるとみんな歌いだして、ニワカの僕はフクロにされないかドキドキしてました。

来年もLoud Parkが楽しみです。

2016年12月3日土曜日

VEIL OF MAYA : Mikasa

12月3日は何の日かご存知でしょうか?

初代プレイステーションの発売日だったんですよ。
「1,2,3!」みたいなキャッチコピーだったような記憶があります。
で、最近僕はPS4を買ったんですよ。
「1,2,3,4!」ですね。どうでもいいですが。


ときに、仲良くさせてもらっているレゲエ好きのNb氏から、何回か「メタルってなんですか?」という質問を受けます。

その度に「その人がメタルって思えばメタルなんだ」的な、かっこいいような感じの全く中身のない答えを返してお茶を濁しています。

だって僕もよくわかりませんからね。
どっちかっていうとミーハーなもので。

なので、ガチメタラーのデザイナーのSさんに合うと何を喋っているのかわからなくて、話してる最中に涙目になります。


そんなミーハーな僕の最近のおすすめは「Veil of MAYA」です。


昔、聖飢魔IIが変拍子の曲をライブでやったら、客がノレなくて面白かった的なインタビューを読んだことがあるのですが、このバンド相当だと思います。

まぁ、ライブはモッシュができて暴れる的な感じでしょうけど。

2016年10月11日火曜日

The Hellfreaks : Boogie Man

いつもメタルばっかりなのですが、これはサイコビリーと呼ばれるジャンルらしいです。
このPVでは見た目がホラーですが、公式サイトのPHOTOの写真はかっこいい。
http://www.thehellfreaks.com/photos

音楽的にはメロコアっぽいpunk + ロカビリー的な感じでしょうか。
最初に聴いたときは、特にベースにシビれました。




無性に気に入ってしまったんですが、ジッタリン・ジンを彷彿とさせる音楽性なんですね。
ワタシ、ジッタリン・ジンむちゃくちゃ大好きなので。

ハンガリーのバンドということで、日本で観ることができる機会があるかわかりませんが、ぜひ来日してもらいたいバンドです。

The Hellfreaks
http://www.thehellfreaks.com/

2015年12月18日金曜日

メロディックデスメタル Soilwork

この記事は METALバンドAdvent Calendar 2015の12/18の記事です。(今までこれ書くの忘れてた)

Soilwork、あぁ、ソイルワーク…。

そもそも何で聴き始めたのか。
それは、Wikipediaに「メロディックデスメタル」と書いてあったので。

め、メロディックデスメタル。。。

相変わらずメタルのジャンル分けは、なんだかよくわかりません。
[メロディック][デスメタル]って「前へ前へバックして」って言われてるような、軽い矛盾感があります。

ということで、最初は1stのSteelbath Suicideを聴いてみました。
今でもライブで演ってる代表曲「Sadistic Lullabye」が収録されてます。


なかなか疾走感のある曲です。
最初は、バンドのビジュアルもわからなかったので、勝手にD.M.Cデトロイトメタルシティみたいなバンドを想像してました。



ですが、アルバムを重ねるごとに、コアっぽい感じは少なくなってきて、かなりメロディアスなバンドになっています。
なんつーか、ダークな感じも薄れてきましたが、個人的には最近のほうがデスヴォイスとクリーンボイスのバランスが良くてかなり好みです。


あと、見てて思ったんですが、hibriaといい、スキンヘッドのマッチョなおとこが好きなんですね、オレは。(性的な意味じゃなくて)



2015年12月17日木曜日

BUTCHER BABIES : For The Fight

個人的にはMETAL界のt.A.T.u.と呼んでいます。(もしくはMETAL界の叶姉妹)

半年くらい前はyoutubeにこんなにたくさんMVがアップされてなかった気がするんですが、最近人気出てるんでしょうか。
前は二人ともおっぱいに×のテープを貼って、一人はど根性ガエルの五郎のようなメイクをしてましたね。ググれば画像見れます
完全にイロモノだと思ってましたが、最近のMV見たらなかなか良いかもしれないです。



2015年12月8日火曜日

デスラッシュバウンド AION

最初に聴いたのは高校生の頃だったか、AION。
当時、X JapanとかColorなどと並ぶバンドだったと思います。
(東のX、 西のAIONもしくは東のX、西のColorとか言われてたと思う)

ビジュアル系のひとくくりにされてましたが、かなり激しいバンドで、ハードコア、METALというジャンルではないかと思います。


ボーカルの声も結構好みなんですが、Bassが好きでした。
Bassでガンガンメロディパートを弾き、速弾きやらアルペジオやら、Bassとは思えないBassを弾く方でした。

実は20数年ほど前に仙台のライブハウスでライブを観たことがあります。
一人で行くのはアレだったので、METALはおろかハードロックも全然聴かない先輩を無理やり連れて行きました。

小さいライブハウス(?)だったので、ステージから2mくらいのところで観たのですが、めっちゃコワイwww
ボーカルの人以外のメンバーが180cm以上の身長だったのでスゲー迫力。
しかも今までで一番の爆音ライブでした。(終わってから1時間位音が聞こえなくなった)


初期のアルバムが好きだったので、ここしばらく聴いていませんでしたが、まだ活動されているとのことなので、ライブ行きたいです。

DEATHRASH BOUNDオフィシャルサイト
http://deathrash-bound.com/